弱キャラ友崎くん
私はかなりの漫画と小説を読みます。その中でラノベはあまり好きではないのですがたまにドンピシャな作品があると読むことがあります。
今回はその中の一つを紹介していきたいと思います。
タイトル「弱キャラ友崎くん」
聞いたことある人は聞いたことがあるかもしれません。
人生はクソゲー。このありふれたフレーズは、残念ながら真実だ。
だって、人生には美しくシンプルなルールがない。あるのは理不尽と不平等だけ。自由度が高いなんてのは強者の言い分で、弱者には圧倒的に不利な仕様でしかない。
だから、クソゲー。
あまたのゲームに触れ、それらを極めてきた日本屈指のゲーマーである俺が言うんだから間違いない。
――だけどそいつは、俺と同じくらいゲームを極めてなお、「人生は神ゲー」と言いきった。
生まれついての強キャラ、学園のパーフェクトヒロインこと日南葵。
しかも、「この人生(ゲーム)のルールを教えてあげる」だって?
……普通は、そんなの信じない。
だけど日南葵は、普通なんて枠にはまったく嵌まらないやつだったんだ!
第10回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。弱キャラが挑む人生攻略論ただし美少女指南つき!
引用元 https://www.shogakukan.co.jp/books/09451610
ラブコメと言っていいのかはわかりませんが、男女の関係は絶妙なリアルさで書かれています。それだけでなく人の思考、態度などが若い頃の自分と重なるようで、本の世界に入り込んでしまいます。
主人公がリアルな世界において少しずつ成長しながら人間関係を築いていくといった内容ですが非常に面白い。
女の子達もたくさん出てきますが絵も含めてみんな可愛いです。女の子だけでなく1人1人のキャラがしっかりと確立していて感情移入して読みやすいことも良い。
そして何よりも、私がこの小説で1番だと思っているところは自分の生活にも活かせることがいくつも書かれていることです。
中学生や高校生の頃、もしこの小説を読んでいたら違う学校生活をおくれたんじゃないか?そう思わせる力があります!
ストーリー 4
キャラ 5
読みやすさ 4
独創性 4
今は5巻まで発売しているのでぜひ興味が湧いた方は読んでみてください。